デニムジャケット同様、牛革にインディゴ染めを施した1stタイプのジャケット『インディゴ レザー トラッカージャケット』が登場。デニムアイテム同様にインディゴの色落ちを楽しみ、さらに牛革特有の経年変化も堪能できる1着。1stタイプの中でも大戦モデルといわれる特徴的なデザインも魅力だ。
[HOUSTON/インディゴ レザー トラッカージャケット]
デニム界の伝説“1st”モデルについて簡単に説明
“1st(ファースト)モデル”とは、現在のヴィンテージ・デニムシーンを席巻している、デニム界のリーディング・ブランドが、世界大戦(1914年)前から製造・販売していたデニムジャケットのことで、別名“506XX”とも呼ばれる1着。
[HOUSTON/インディゴ レザー トラッカージャケット]
この1着があったからこそ、現代までデニムジャケットという洋服ジャンルが消えずに存在し続けている、なんて言っても大袈裟ではないくらいの究極の逸品なのだ。
例えれば、“大河の一滴”。やがては大河になる河の、最初の一滴に相応しい美しさを誇る。
大戦モデルのデザインを採用
年代により、“1st(ファースト)モデル”のデザインも少しずつ変わっていくのだが、今回紹介する『インディゴ レザー トラッカージャケット』が、デザインモチーフとして採用したのは、1stの大戦モデル(S506XX)のデザイン。
大戦モデルとは、その名の通り、世界大戦による物資統制が行われた際、その影響で資材や工程の簡略化を迫られ、その規定に基づいて作られたもの。
大きな違いは、通常フロントに5個のボタンが並んでいたが、大戦モデルでは4個に削減された点だ。また、ポケットのフラップが除去されるなど、その他にも様々な点が特殊な仕様となっている。
ちなみに、現在のヴィンテージ・デニムジャケット市場で、最も高値で取引されているのは、この1stの大戦モデル系列だと言われている。
牛革をインディゴで染色
ただ1stの大戦モデルのデザインをサンプリングするだけではなく、レザーをインディゴで染めてしまうところが「ヒューストン」らしい遊び心。
[HOUSTON/インディゴ レザー トラッカージャケット]
牛革特有の経年変化が楽しめて、さらにインディゴ特有の色落ちも楽しめる。
見た目的にもレザー特有のヘビーな質感が緩和され、クリーンでシャープな雰囲気となっており、幅広い季節やシーンに対応してくれそうだ。
裏地付きで肌触りもグッド
身頃の裏地にはコットン100%の生地を使用しており、肌触りも快適。
[HOUSTON/インディゴ レザー トラッカージャケット]
さらに、袖の中にも裏地が配されているが、これには滑りの良いポリエステル100%の生地が使用されており、袖通りが抜群に良い。
着丈とシルエットは現代的にアレンジ
1st特有の少々短すぎる丈の長さや、ボックス柄のシルエットなどは、現代のファッションやレザー素材の特性に合わせて、適宜にアレンジされている。
[HOUSTON/インディゴ レザー トラッカージャケット]
フロントボタンを閉じて着ても開けて着てもバランスよくまとまるように調整されている。
『インディゴ レザー トラッカージャケット』のディテールを紹介
▲レギュラーカラー
1stタイプのデザインを踏襲したやや小ぶりな襟。
▲ポケット
一般的な1stモデルにはフラップ付きのパッチポケットが配されているが、大戦モデルをモチーフにした本アイテムには、フラップなしのポケットが採用されている。
▲リベット
ポケットの補強のために配されたリベットのデザインも実物を踏襲。風合いのある質感も嬉しい。
▲シングルボタン
袖口はシングルボタン仕様。ロールアップしやすいシンプルなデザインに。
▲袖の裏地
袖の裏地にはポリエステル100%の滑りの良い生地を使用。着脱が快適に行える。
▲身頃の裏地
ボディの裏地にはコットン100%の生地を使用し、肌触りや着心地にもこだわっている。
『インディゴ レザー トラッカージャケット』
INDIGO
[HOUSTON/インディゴ レザー トラッカージャケット]
【#8222 INDIGO LEATHER TRUCKER JACKET】
程よい厚みの牛革を使用した1stタイプのトラッカージャケット。デニムと同様にインディゴで染色を施し、経年変化を楽しめる仕上がりに。前身頃のアクションプリーツや左胸にデザインされたフラップなしポケット、通常5個のフロントボタンが4個に削減されているなど、特徴的なディテールもしっかりと再現。カラーはインディゴのみ展開。 ※素材の特性上色落ちや日焼けが発生します。 ※摩擦等により衣類やカバン等に色が移る可能性があります。
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