プレーンなアーミーシャツに、少し物足りなさを感じている人には、アメリカ合衆国義勇軍の伝説的部隊“フライングタイガース”のデザインが加えられた「ヒューストン」の『パッチアーミーシャツ』をオススメしたい。当時のデザインを忠実に再現した風合いある刺繍やワッペンは、コーディネイトに説得力を与えてくれる。長く愛用すれば、ボディの生地同様に、刺繍やワッペンの経年変化も楽しめる嬉しい一着だ。
『アーミーシャツ』とは?
アメリカ陸軍(U.S. ARMY)に実際に採用されていたミリタリーシャツのこと。
ユーティリティ・ユニフォーム(アメリカ陸軍野戦服兼作業服)や、ユーティリティ・シャツとも呼ばれる。また、ファーティーグ・シャツと呼ばれることもある。
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この『アーミーシャツ』に、アメリカ合衆国義勇軍の伝説的部隊“フライングタイガース”の刺繍やワッペンを取り入れたのが今回紹介する「ヒューストン」の『パッチアーミーシャツ(フライングタイガー)』だ。
『フライングタイガース』とは?
始まりは、日中戦争時に中国国民党軍を支援したアメリカ合州国義勇軍(American Volunteer Group=AVG)の飛行部隊。
日米が中立関係にあったため、米軍を一旦退役したパイロットや地上勤務員が義勇軍という立ち位置で“フライングタイガース”となり、中国国民党軍を支援した。
ちなみに、“フライングタイガース”という特徴的な部隊名は、中華民国軍の関係者から「飛虎」と名付けられたことから、その名称になったと言われている。
その当時、“フライングタイガース”のパイロットたちが着用した飛行服に施されていた部隊章や戦区章など。それらを忠実に再現し、アーミーシャツに取り入れたのが今回紹介する「ヒューストン」の『パッチアーミーシャツ(フライングタイガー)』だ。
『パッチアーミーシャツ(フライングタイガー)』のディテール
バックサテン生地
ボディには20×16番手の糸を使用したバックサテン生地を使用。厚手で光沢感のある生地感で、長く着続けることで、ビンテージの『アーミーシャツ』さながらの経年変化が楽しめる。
程よいシルエット
シルエットに関しては。インナーとしても春先のライトなアウターとしても着用できる程よいシルエットとなっている。
エリは開襟型
襟のデザインは開襟型。バタバタと邪魔にならない程よいサイズ感にまとめられている。
ボディと同色のボタン
シングルフロントに6ボタン仕様。ボタンにはボディと同色のミリタリーボタンが採用されている。
ペン挿し付きのフラップポケット
左胸のフラップポケットには、ボタンを留めたままでもペンの収納ができるペン挿しホールが設けられている。
袖口はシングルボタン
1つボタンをはずせば、簡単に袖口のロールアップが可能。『アーミーシャツ』の中に、相性抜群の『ヘビーサーマルロングスリーブTシャツ』を着用すれば、袖口のレイヤードなども楽しめる。
左肩のワッペン
左肩には、義勇軍“フライングタイガース”が使用していた「C.B.I.戦区章(Cはチャイナ=China、Bはビルマ=Burma・現ミャンマー、Iはインド=India)」が施されている。
右肩と左胸のワッペン
右肩と左胸のには、デザイン違いのフライングタイガース(飛虎)のワッペンが配されている。
右胸の刺繍
フライングタイガースの後継である、第23戦闘軍を母体に設立された
「第14アメリカ空軍」を示した刺繍。
『パッチアーミーシャツ(フライングタイガー)』
OLIVE DRAB
KHAKI
PATCH ARMY SHIRT(F.T.)
ボディ素材に、20×16番手の糸を使用したバックサテン地を採用したアーミーシャツに、アメリカ合衆国義勇軍の伝説的部隊“フライングタイガース”の刺繍やワッペンを施した一着。厚手で特有の光沢感がある生地は、着込むほどに風合いが演出され、実物さながらのエイジング感が楽しめる。さらに、忠実に再現された刺繍やワッペンの経年変化も期待できる。カラーは、オリーブドラブとカーキの全2色を展開。
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