Tシャツとも、ポロシャツとも、アロハシャツとも違う独特の存在感がある『ボウリングシャツ』がいま、注目を集めている。今回は、街中に溶け込み、さりげなく男らしさを主張できる良質なボウリングシャツ3モデルをピックアップする。
ボウリングシャツとは?
ボウリングシャツとは。1950年代のアメリカで流行したシャツのこと。その名の通り、もともとはボウリングを行う際に着用していたユニフォームだったが、当時のロックンロールブームに取り入れられたことでファッションアイテムとして注目されるようになった。
Tシャツやポロシャツ、通常の半袖シャツ、アロハシャツなどとは全く違った独自のデザインを持ち、着用時に醸す雰囲気も全く異なる。
着用時の存在感はアロハシャツに少し似ているが、ボウリングシャツの方がタウンユースで馴染みやすいという特徴がある。また、若年齢層から高年齢層まで年齢性別を問わず、着用しやすいのも特徴だ。
最大の魅力は、羽織るだけでコーディネイトの雰囲気を引き締めてくれるシャープな印象。主張しすぎない程よいニュアンスで、男らしい印象となる。
『ボウリングシャツ』特有のディテール
ボックスカットの裾
もともとボウリング用のユニフォームだったため、着用時に動きやすく作られている。そのため、裾をパンツにインしないボックスカットが採用されている。
クラシックな刺繍やプリント
刺繍やプリントの題材に、クラシックなものが使われることが多い。また、それだけではなく、チェーンステッチの刺繍やフロッキープリントなど、手法もクラシックなものが多い。
襟の形状
通常は首が窮屈にならず、リラックスした着用感が得られる開襟仕様だが、襟の付け根にボタンとループがあるため、トップまで留めることもできる。
ボタンの形状
猫の目のように見える「猫目ボタン」や、ボウリングピンの形状をしたボタンなどが使われることが多い。ボウリングシャツは、ボタンの形状も個性的だ。
この夏、おすすめしたいボウリングシャツ3モデル
1:ボウリングシャツ(ブルーエンジェルス)
HOUSTON
BOWLING SHIRT(BLUE ANGELS)
#40431
ポリエステルメインの軽量で肌触りの良い生地を使用したボウリングシャツ。左肩のワッペンや、バックに配された大胆な刺繍は、アメリカ空軍(U.S. AIR FORCE)のアクロバット飛行部隊「BLUE ANGELS(ブルーエンジェルス)」のもの。使用されているボタンは、猫の目のような窪みがある通称“猫目ボタン”が使用されている。ブラック、ネイビー、マルーンの3色展開も嬉しい。
2:コットンボウリングシャツ(ラウンジ)
HOUSTON
COTTON BOWLING SHIRTS(LOUNGE)
#40437
コットン生地を使用したクラシックなデザインが魅力のボウリングシャツ。バックはプリント仕様となっており、スウェードのような質感の細やかな起毛感のあるフロッキープリントが施されている。胸ポケット上にはクラシカルな刺繍。フロントと胸ポケットのボタンには、ボウリングピンの形状を採用している。フロントの右サイドには、フロッキープリントとステッチを合わせたダイヤ型のラインが表現されている。ブラック、イエロー、ミントの3色を展開。
3:ボウリングフルオープンポロシャツ
HOUSTON
BOWLING FULL OPEN POLO SHIRTS
#21479
シードステッチ生地(鹿の子生地)を使用したフルオープンタイプのボウリングシャツ。生地表面に凹凸感があり、通気性がよく、柔らかくドライな肌触りが特徴だ。襟と袖口にはアクセントとなるラインが配されている。フロントには、ボウリングピンの形状のボタンを採用。プリントには、スウェードのような質感の細かな起毛のあるフロッキープリントが配される。ポロシャツでありながらもフロントが全開にできるため、幅広いコーディネイトが楽しめる。マルーン、ブラック、ネイビーの3色を展開。