定評のある「ヒューストン」の『ウォバッシュワークシャツ』にニューモデルが登場! 前作のウォバッシュシャツの細かい部分が修正されアップデートされた。また、シルエットもややゆったりとしたリラックス感のあるスタイルに改良され、より着やすく、魅力的な一着となった。
『ウォバッシュデニム』とは?
1910年〜1920年代初期に出回ったデニム生地のこと。
インディゴで染められた濃紺のデニム生地に抜染(色を抜く)処理を行い、小さなドット柄を表現。その小さなドット柄を連ねてストライプを描いたものを『ウォバッシュデニム』という。
パッと見、ストライプに見える白い筋は、小さなドットが連なってストライプのように見える。このドットストライプは、アメリカのインディアナ州にあるウォバッシュ川の流れをイメージして作られたという説も。
年代が古く、また、ワークアイテムとして着用されたということもあり、状態の良いヴィンテージものが出てくるのは稀で、レア度の高い古着としても知られている。
『ウォバッシュデニム』の一番の魅力は、デニムの濃紺部分と抜染された部分の経年変化が織りなす特有の風合いだろう。
通常のデニムシャツでは表現されない独特のエイジングが楽しめる。
シャツ好きならずとも、ワードローブにぜひとも一着加えてほしい。
今回紹介する「ヒューストン」の新作
『ウォバッシュワークシャツ』の魅力は?
数え切れない魅力があるが、その魅力をざっくりと説明すると以下。
・ウォバッシュデニム特有の経年変化が楽しめる
・古き良きワークシャツのディテールを忠実に再現している
・前作の細かい部分を修正し、さらにアップデートしている
・程よくゆったりとしたシルエットで着回しやすい
・ベーシックなのでアメカジ以外の幅広いスタイルに取り入れられる
・インディゴとヴィンテージウォッシュの2色を展開
【インディゴ】色の魅力
濃紺の生地は着用し続けることで自分だけの経年変化が楽しめる。また、白いステッチにも徐々に色が染み込み魅力的な風合いが演出される。
【ヴィンテージウォッシュ】色の魅力
袖やポケット部分などに自然な色落ちが表現されており、長年着込んだかのようなビンテージ感を演出。濃紺のインディゴ色では目立たなかった黒いボタンもアクセントに。
『ウォバッシュワークシャツ』のディテール
抜染(色を抜く)処理が施された緻密なドット柄
遠くから見れば白いストライプ柄に見えるが、近寄って見ると小さなドット柄が緻密に描かれている。ドットの不均一なサイズや形も風合いある表情を加速させる。
レギュラーカラーの襟
襟は程よいサイズ感のレギュラーカラーを採用。スランダードなデザインなので、他アイテムとも合わせやすい。
二つ目ボタン
前立てやポケット、袖口に配されたボタンには、真ん中に窪みのある二つ目ボタンを採用。この窪みは外部との接触により、糸が切れないためのデザインだ。
ペンポケット
左胸のポケットには、便利なペンポケットをデザイン。古き良きワークシャツのディテールを忠実に再現している。
ユニオンチケット
前立て裏には、ビンテージワークウエアに見られるユニオンチケットが配される。
※「ユニオンメイド」=「労働組合加入メーカー製造」の意味。ユニオンチケットが付いた製品は「労働組合加入メーカー製造」の認証済みということになる。主にヴィンテージのワークウェアやジャケット、シャツやパンツなどに見られることが多く、70年代に消滅してしまった。
袖口はシングルボタン
袖口はシンプルなシングルボタン仕様。程よい太さがあり、ロールアップもスムーズに行える。
裾には三角ガゼット
裾の両サイドには、生地が裂けるのを防ぐための三角ガゼットを採用。ワークシャツのタフな仕様もしっかりと再現されている。
特殊なダブルステッチ
負荷がかかりやすい部分には、ダブルステッチを採用してしっかりと補強。通常のダブルステッチに比べて、ステッチ幅を狭くすることで、シャツ全体の雰囲気をシャープな印象に仕上げている。
裏側には赤い糸
生地裏側の縫製糸には赤い糸を使用。襟を開いたり、袖をロープアップさせた際に、さりげないアクセントとして主張してくれる。
『ウォバッシュワークシャツ』
INDIGO
VINTAGE WASH
WABASH WORK SHIRT
ウォバッシュデニムを使用したワークシャツ。他デニムにはないウォバッシュデニム特有の経年変化が楽しめる。また、ヴィンテージワークシャツのディテールを忠実に再現しており、細部までこだわりの詰まった一着となっている。また、細部からシルエットまで前作の『ウォバッシュワークシャツ』をさらにアップデートさせた注目作だ。カラーは、濃紺のインディゴと、美しい色落ち感が表現されたビンテージウォッシュの2色を展開。アメカジはもちろん、ミリタリーアイテム、クラシカルなアウトドアアイテムとも相性抜群。一着手に入れて、ぜひともエイジングを楽しんでみては!?
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