高機能中綿素材「3MTMシンサレート」をヘチマキルティングに閉じ込めた『CWU-9Pフライトジャケット』と『M-65ライナーベスト』が登場。軽量で保温性に優れたこんなジャケットとベストがあれば、秋口から春先まで活躍すること間違いなし。さりげなくミリタリーテイストの香る注目作だ。
[HOUSTON/CWU-9Pフライトジャケット]
『ヘチマキルティング』とは?
まずは、「キルティング」について簡単に説明。一般的には、表地と裏地の間に入っている中綿がずれて偏らないように、縫製によって細かい仕切りを作り、中綿のずれを防止した布地をキルティングと呼ぶ。
[HOUSTON/CWU-9Pフライトジャケット]
キルティングにも様々なパターンが存在するが、ミリタリー界で、もっとも有名なのは『ヘチマキルティング』。M-65フィールドジャケットなど、名作ミリタリージャケットのライニングにも使用されている。
『3MTMシンサレート』とは?
「3MTMシンサレート」は、寒い季節に、より快適に過ごせる素材として開発された高機能中綿素材。繊細な繊維構造により、優れた断熱性を実現する。
[HOUSTON/CWU-9Pフライトジャケット]
軽量かつ暖かいのが特徴で、ダウン(羽毛)のような軽快さと保温性を実現しながらも、ダウンに比べて格段にアフターケアに手がかからないのも特徴だ。
また、身体の熱を外に逃さず、しかも湿気を通すという特性を備えており、着用時にはウェア内を常に快適な状態に保ってくれる。
[HOUSTON/CWU-9Pフライトジャケット]
現在は、ウィンタースポーツウェアやアウトドアウェア、アパレル小物、布団など、ダウン(羽毛)にかわる高機能中綿素材として注目を集めている。
今回紹介する「ヒューストン」の『CWU-9Pフライトジャケット』と『M-65ライナーベスト』にも高機能中綿素材「3MTMシンサレート」が採用されている。
脇役だった『ライニング』が主役に!
[HOUSTON/CWU-9Pフライトジャケット]
『ヘチマキルティング』は、「ヒューストン」の名作ミリタリージャケット『M-65フィールドジャケット』や『M51パーカー』などのライニングとして使用されている。
[HOUSTON/M-65ライナーベスト]
いつもは表に出ない脇役として、目立たないところで着用者を温めてきたキルティングウェアを、主役に抜擢したのが今回紹介する『CWU-9Pフライトジャケット』と『M-65ライナーベスト』だ。
アメリカ空軍(U.S. AIR FORCE)の『CWU-7P』のライナージャケットをサンプリング
ジャケットタイプの『CWU-9Pフライトジャケット』は、アメリカ空軍(U.S. AIR FORCE)に、1960〜1990年代にかけて採用されていた整備兵用防寒ジャケット『CWU-7P』のライナージャケットをサンプリングして制作された一着だ。
[HOUSTON/CWU-9Pフライトジャケット]
当時としては珍しいキルティング地を採用したライナージャケットをサンプリングし、タック入りのリブデザインなども忠実に再現。
アメリカ空軍(U.S. AIR FORCE)に採用された整備兵用防寒ジャケット『CWU-7P』自体がかなりマニアックなジャケットだが、さらにその『CWU-7P』のライナージャケットという、知る人ぞ知る名作を再現したのが『CWU-9Pフライトジャケット』なのだ。
ベストタイプは、『M-65フィールドジャケット』のライナーと同様に、ヘチマキルティングを横使い
『M-65ライナーベスト』に関しては、その名の通り、「M-65フィールドジャケット」のライナーと同じように、ヘチマキルティングを横使いしたボディを採用。
[HOUSTON/M-65ライナーベスト]
M-65フィールドジャケットのライナーデザインをしっかりと踏襲しつつ、幅広い着こなしが楽しめるようベストタイプにアップデートされたのが『M65-ライナーベスト』だ。
『CWU-9Pフライトジャケット』のディテールを解説
ナイロン素材のリップストップ生地
ボディには、ナイロン素材のリップストップ生地を使用。縦に配列されたヘチマキルティングには、高機能中綿素材「3MTMシンサレート」が詰め込まれている。
リブ仕様の襟
首元には、程よいフィット感があるリブを採用。
2重構造の前合わせ
前合わせは、スナップボタンとジッパーの2重構造となっている。ジッパーには、「IDEAL」社製のジッパーを採用。
左胸のパッチポケット
左胸には同キルティング生地を使用したシンプルなパッチポケットを採用。
両サイドのパッチポケット
両サイドには、手を差し込みやすいよう口が斜めにデザインされた使いやすいパッチポケットを採用。
袖口のリブ
袖口のリブには、実物の使用を再現したタック入りのリブを採用。程よいフィット感が得られる。
首裏のタグ
首裏には、ミルスペックタグと「3MTMシンサレート」のピスネームが配される。
『CWU-9Pフライトジャケット』
OLIVE DRAB
[HOUSTON/CWU-9Pフライトジャケット]
BLACK
[HOUSTON/CWU-9Pフライトジャケット]
【CWU-9P FLIGHT JACKET】
アメリカ空軍(U.S. AIR FORCE)に、1960〜1990年代にかけて採用されていた整備兵用防寒ジャケット『CWU-7P』のライナージャケットをサンプリングして制作されたジャケット。当時としては珍しいキルティングとなった仕様で、リブは実物を再現したタック入りとなっている。中綿には薄くて軽量ながらも優れた保温性を発揮する「3MTMシンサレート」を採用しており、アウターとしても、インナージャケットとしても活躍する一着となっている。カラーは、オリーブドラブ、ブラックの2色を展開。
『M-65ライナーベスト』のディテールを解説
ナイロン素材のリップストップ生地
ボディには、ナイロン素材のリップストップ生地を使用。M-65フィールドジャケットのライナーと同様に、横に配列されたヘチマキルティングを採用。中綿には、「3MTMシンサレート」が詰め込まれている。
首裏のタグ
首裏には、ミルスペックタグと「3MTMシンサレート」のピスネームが配される。
4つ穴ボタン
使用されているボタン類には、4つ穴ボタンを採用。強度が高く、肉厚な生地でもはずれにくく、しっかりと固定される。
左胸に内ポケット
左胸の内側には、内ポケットを搭載。ちょっとした小物が収納できる。
両サイドのパッチポケット
両サイドには、補強のためのパイピングテープが施された大きめのパッチポケットを採用。手を差し込みやすいよう口は斜めに設定されている。
『M-65ライナーベスト』
OLIVE DRAB
[HOUSTON/M-65ライナーベスト]
BLACK
[HOUSTON/M-65ライナーベスト]
【M-65 LINNER VEST】
「M-65ジャケット」に使用されているライナーを、ベストタイプへ再構築。「M-65ジャケット」のライナーと同様に、横に配列されたヘチマキルティングを採用。すっぽりと手の入る大きなパッチポケットや左胸には内ポケットを追加し、実用性もしっかりと確保。中綿には薄くて軽量ながらも優れた保温性を発揮する「3MTMシンサレート」を採用している。カラーは、オリーブドラブとブラックの2色を展開。
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