ビンテージワークウエアを代表する生地の1種として、今現在も高い人気を誇る『ウォバッシュ』生地。玄人に愛され続ける、この高名な生地を使い、気軽に穿けるイージーパンツに仕立てたのが、今回紹介する『ウォバッシュルーズパンツ』だ。今まで、ありそうでなかった、新旧の魅力を融合させた大注目の1本。
[HOUSTON/ウォバッシュルーズパンツ]
『ウォバッシュ』とは?
主に1800年代後半〜1920年代にかけて、ワークウエアに用いられていた生地。
インディゴで染められた濃紺の生地に抜染(色を抜く)加工を施し、小さなドット柄を表現。その小さなドット柄を連ねてストライプを描いたものを『ウォバッシュ』生地という。
[HOUSTON/ウォバッシュルーズパンツ]
パッと見、ストライプに見える白い筋は、色を抜いた小さなドット(点)が連なってストライプのように見える。このドットストライプは、アメリカのインディアナ州にあるウォバッシュ川の流れをイメージして作られたという説も。
実は『ウォバッシュ』生地は、抜染加工を行う必要があるため、通常のデニム生地などに比べて、製作に手間と時間を要する。しかし、この手間と時間をかけることによって、他生地では表現できない特有の風合いやエイジングを楽しむことができる。
今回紹介する「ヒューストン」の『ウォバッシュルーズパンツ』には、コットン100%のインディゴツイル(綾織り)ウォバッシュ生地が使用されている。
ウエストにゴム入り、気軽に穿ける『イージーパンツ』と『ウォバッシュ』を融合
今回紹介する『ウォバッシュルーズパンツ』最大の魅力は、歴史ある素材を気軽にイージーに纏える点。
[HOUSTON/ウォバッシュルーズパンツ]
ロールアップして、サンダルやスニーカーと合わせれば、今っぽいストリート風のイージーパンツとして穿ける。また、Tシャツやシャツでウエスト回りを隠せば、オーセンティックなワークパンツ風にも穿ける。
[HOUSTON/ウォバッシュルーズパンツ]
ウエストはゴム入りでベルト要らず。パジャマやジャージのようにサッと脱ぎ着できるのはかなり嬉しい。
シルエットは程よいワイドで、リラックス感満点の着用感。着脱から着心地までストレスを感じさせない作りだ。
また、オールシーズン穿けるのも魅力。ルーズシルエットなので、冬には余裕でインナースパッツが履けそうだ。
『ウォバッシュルーズパンツ』のディテール解説
コットン100%のインディゴツイル
ボディには、コットン100%のインディゴツイル(綾織り)ウォバッシュ生地を使用。インディゴとビンテージウォッシュの2色を展開。
ゴム仕様のウエスト
ウエストは、程よいフィット感のゴム仕様。また、ウエストの内側には、ドローコードが配されており、絞り具合の調節も可能。
タック入り
腰回りにゆとりを持たせるためにタックを採用。これによりリラックスした着用感と動きやすさが得られる。
両サイドに縦ポケット
両サイドには、使いやすい縦ポケットを採用。サッと気軽に、便利に使える。
片側にヒップポケット
右側のみにパッチタイプのヒップポケットを配置。なるべく軽快に穿けるよう、シンプルさを追求したデザインとなっている。
『ウォバッシュルーズパンツ』
INDIGO
[HOUSTON/ウォバッシュルーズパンツ]
VINTAGE WASH
[HOUSTON/ウォバッシュルーズパンツ]
【WABASH LOOSE PANTS】
インディゴツイルのウォバッシュ生地を使用したルーズパンツ。ワークシャツやTシャツなど、幅広いアイテムと相性抜群。ゴム入りのウエストは穿きやすく、ルーズなシルエットは着用時のリラックス感満点。カラーは、インディゴとビンテージウォッシュの2色を展開。1本持っておくと、オールシーズン活躍してくれそうだ。
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