前回の記事では、2021年の新作『アロハシャツ』を5モデル紹介したが、今回は新たに、注目の新作3モデルを紹介! 3モデル全てに、インディゴを使った抜染プリントのような風合いあるかすれた雰囲気が表現された意欲作だ。ネイビー×ホワイトの涼やかな色合いと、アロハシャツ特有のベーシックな柄がスマートな大人の雰囲気を演出してくれる。
[HOUSTON/インディゴライクアロハシャツ(パイナップル)]
『アロハシャツ』とは?
前回の記事でも説明しているので、今回は簡単に説明。
『アロハシャツ』とは、1868年以降に、ハワイに移民した日本人が持ち込んだ着物が基になり、誕生したという説が濃厚。
遥か昔に、日本人移民が遠い異国の南の島で、着物を改造してシャツを作ったと想像するだけでグッとくるものがある。
[HOUSTON/インディゴライクアロハシャツ(パイナップル)]
ちなみに、アロハシャツという呼称は、1930年代にはすでに定着していたとか。
ひと口にアロハシャツといっても、さまざまなデザインのものがあるが、今回紹介するのは、南国情緒あふれる柄をストレートに表現した総柄タイプのデザイン3モデル。どの『アロハシャツ』にも、「ヒューストン」らしいこだわりと遊び心が詰まっている。
ネイビー×ホワイトの2色のみを採用
多色使いのアロハシャツも賑やかで良いけれど、自分で実際に街着として着るのには少々派手すぎて抵抗が……。そう感じている方もいるのではないだろうか。
かくいう筆者もアロハシャツは大好物だけれど、実際に自分が着用するとなると、合わせるパンツや小物などに迷ってしまい避けてしまいがちである。
[HOUSTON/インディゴライクアロハシャツ(魚拓)]
その点、今回紹介する「ヒューストン」のアロハシャツ3モデルは、すべてネイビー×ホワイトの2色使いとなっており、王道のアロハシャツの柄やデザインを採用しながらも比較的シンプルなデザインで、スマートに着用できる。
合わせるパンツや小物の選択肢も多く、新たに新調するといった必要もなく、既存のワードローブで対応できそうだ。
インディゴの抜染プリントを思わせるかすれた雰囲気を表現
3モデル全ての生地には、インディゴに抜染プリントを施した際の、微妙なかすれ具合が表現されている。
[HOUSTON/インディゴライクアロハシャツ(魚拓)]
ネイビー×ホワイトは色のコントラストがくっきりと出てしまいがちだが、抜染プリントのかすれ具合を表現することで、程よく優しい風合いが演出されている。
着慣れたワードローブに合わせても、真新しさで浮いてしなうことなどもなく、最初の時点から馴染みやすい。
1940年代のスパン調の糸を使用したレーヨン生地
[HOUSTON/インディゴライクアロハシャツ(草花)]
南国の暑さに負けず、快適に過ごすために誕生したアロハシャツ。その多くにはレーヨン100%の生地が使われており、サラッとドライな肌触りと軽い着心地が特徴だ。
今回紹介する「ヒューストン」の『アロハシャツ』にも、通常のアロハシャツ同様にレーヨン100%の上質な生地が使用されており、着用時の優れた快適性を実現している。
[HOUSTON/インディゴライクアロハシャツ(草花)]
また、レーヨン生地の糸には、1940年代のスパン調の糸を使用。キレイ目になり過ぎないよう、適度な風合いも演出されている。
『アロハシャツ』3モデルのディテール解説
風合いを残したレーヨン生地
ボディに使われたレーヨン100%の生地には、1940年代のスパン調の糸を使用。また、キレイめになり過ぎないよう、適度な風合いも演出されている。
程よいサイズ感の襟
襟は程よいサイズ感で、開放感のあるオープンカラー仕様。襟裏にはボタンが配されており、ボタンを留めれば引き締まった印象の襟となる。
イミテーションのココナッツボタン
フロントボタンには、南国特有の雰囲気を演出するイミテーションのココナッツボタンを採用。全体をレトロな雰囲気で統一している。
胸ポケット
左胸には、柄合わせした胸ポケットを配置。ちょっとした小物が収納できる。
両サイドにスリット
裾の形状にはボックス型が採用されており、両サイドにはスリットが入る。程よい丈の長さが動きやすく、快適な着用感が得られる。
バックヨークにプリーツ
バックヨーク下にプリーツを設けることで、着用時に生地が突っ張るのを軽減。それにより、腕が動かしやすくなっている。
新作『アロハシャツ』第2弾 注目の3モデル
その1
『インディゴライクアロハシャツ(パイナップル)』
NAVY
[HOUSTON/インディゴライクアロハシャツ(パイナップル)]
WHITE
[HOUSTON/インディゴライクアロハシャツ(パイナップル)]
【INDIGO LIKE ALOHA SHIRT(PINEAPPLE)】
1940年代のスパン調の糸を使い、キレイ目になり過ぎないように仕上げたレーヨン100%のアロハシャツ。ボディにはビンテージのアロハシャツのパイナップル柄をモチーフにした総柄デザインを採用。襟は程よいサイズ感のオープンカラー仕様。イミテーションのココナッツボタンを採用し、南国特有の雰囲気を演出。インディゴ抜染した際の、微妙なかすれ具合が見事に表現されたプリントが魅力。
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その2
『インディゴライクアロハシャツ(魚拓)』
NAVY
[HOUSTON/インディゴライクアロハシャツ(魚拓)]
WHITE
[HOUSTON/インディゴライクアロハシャツ(魚拓)]
【INDIGO LIKE ALOHA SHIRT(BILLFISH)】
1940年代のスパン調の糸を使い、キレイ目になり過ぎないように仕上げたレーヨン100%のアロハシャツ。ボディには魚拓をイメージした4種類のカジキマグロをモチーフにした総柄デザインを採用。襟は程よいサイズ感のオープンカラー仕様。イミテーションのココナッツボタンを採用し、南国特有の雰囲気を演出。インディゴ抜染した際の、微妙なかすれ具合が見事に表現されたプリントが魅力。
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その3
『インディゴライクアロハシャツ(草花)』
NAVY
[HOUSTON/インディゴライクアロハシャツ(草花)]
WHITE
[HOUSTON/インディゴライクアロハシャツ(草花)]
【INDIGO LIKE ALOHA SHIRT(CHINTZ)】
1940年代のスパン調の糸を使い、キレイ目になり過ぎないように仕上げたレーヨン100%のアロハシャツ。ボディには草花をモチーフにした更紗柄の総柄デザインを採用。襟は程よいサイズ感のオープンカラー仕様。イミテーションのココナッツボタンを採用し、南国特有の雰囲気を演出。インディゴ抜染した際の、微妙なかすれ具合が見事に表現されたプリントが魅力。
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