多彩なデザインの“N-1デッキジャケット”を展開する「ヒューストン」から、シリーズ最新作となるカスタムモデルが到着。それぞれ異なるモチーフが採用された全3モデルを展開。また、3モデルに共通して、ボディにはユーズド加工が施されており、最初の時点からヴィンテージの風合いが楽しめる。それぞれの“N-1デッキジャケット”に配された異なるデザインに注目したい。
[HOUSTON/カスタムN-1デッキジャケット(ヘルキャット)]
『N-1デッキジャケット』とは?
“N-1デッキジャケット”とは、1940〜50年代にアメリカ海軍(U.S. NAVY)に所属する兵士達が、船の甲板上で着用していたジャケットタイプのアウターのこと。
[HOUSTON/カスタムN-1デッキジャケット(ヘルキャット)]
冬季には、冷たい強風が吹き付ける過酷な甲板上において、兵士の身を守るための防寒用作業着として開発された。
防風・防水性に優れた肉厚で丈夫なコットン生地の表地が特徴。前期モデルにはピケ素材が使われていることが多く、後期モデルにはジャングルクロスを使ったものが登場した。
[HOUSTON/カスタムN-1デッキジャケット(ヘルキャット)]
また、内側の全面にボアライニングを施すことで高い保温性を確保。丸みを帯びた襟にまで配されたボアは大きな特徴。
[HOUSTON/カスタムN-1デッキジャケット(ヘルキャット)]
「ヒューストン」では、そんなアメリカ海軍の名作“N-1デッキジャケット”を再現したモデルを多数展開しているが(その他モデルは最下部に掲載)、今回紹介するのは定番モデルのボディにユーズド加工を施し、さらに3種のモチーフを配した『カスタムN-1デッキジャケット』だ。
新作の『カスタムN-1デッキジャケット』では、以下の3種類のモチーフを採用
▲『HELL CAT/ヘルキャット』
アメリカ陸軍(U.S.ARMY)の第637駆逐戦車大隊のパッチとステンシルを採用したモデル。駆逐戦車大隊は第二次世界大戦中にアメリカ陸軍がドイツの大量装甲部隊に対応して起用したユニット。猛る猫のイラストが特徴的。
▲『GOLDEN DRAGONS/ゴールデンドラゴンズ』
2009年まで、厚木基地を拠点としていたVFA-192 GOLDEN DRAGONSのパッチとプリントを採用したモデル。背面のプリントには、日本を象徴する富士山の絵柄が配される。キャラクターっぽくディフォルメされたドラゴンが特徴。
▲『U.S.NAVY/アメリカ海軍』
コチラは上記2モデルとは少しアプローチの異なる、“任務を終え、本国に帰還中の水平”をモチーフにしたプリントデザインを採用。左胸にはパッチではなく、手書き風のプリントが入る。背面には帰還する水平のイラスト。
3モデルに共通して、製品完成後にヴィンテージ加工が施される
[HOUSTON/カスタムN-1デッキジャケット(ヘルキャット)]
今回紹介する新作『カスタムN-1デッキジャケット』の3モデル[HELL CAT/ヘルキャット]、[GOLDEN DRAGONS/ゴールデンドラゴンズ]、[U.S.NAVY/アメリカ海軍]の3モデルに共通して、製品完成後にヴィンテージ加工が施されており、最初の時点から風合いある雰囲気が楽しめる。
[HOUSTON/カスタムN-1デッキジャケット(ヘルキャット)]
「ヒューストン」らしく、ボディに馴染んだステンシルやステッチの表情まで、徹底したこだわりが見て取れる。
新作『カスタムN-1デッキジャケット』3モデル共通のディテールを解説
▲ボア仕様の襟
冷気から首元を守るために、襟はボア仕様となっている。また、付属のチンストラップ(ボタン式)を留めれば、ボアが首の上部までしっかりと密着し、より高い保温性が得られる。
▲比翼仕立てのフロント
フロントは「IDEAL」社製の堅牢なジッパーを採用。また、ジッパーの上には、肉厚で頑丈なウィンドフラップが配された比翼仕立てに。レザーの引き手、ボタンサイズが大きいのも特徴。これはグローブをしたままでも開閉がしやすいよう配慮されたものだ。
▲『U.S.N.』のステンシル入り
左胸には、アメリカ海軍を意味する『U.S.N.』のステンシルが入る。
▲両サイドのポケット
両サイドには、手が差し込みやすいようにカッティングされた片玉縁のスラッシュポケットを採用。使いやすく、タフな仕様となっている。
▲スピンドル
裾部分には、絞り具合を調節できるスピンドルが採用されている。
▲脇下のベンチレーション
両脇下には、衣服内に籠った蒸れを外部に放出するためのベンチレーション(4つの穴)を備える。
▲袖口の2重構造
袖口は、レザーの袖口の内側にリブ袖を搭載した2重構造となっている。これには、冷風の侵入を防ぐ効果や袖のバタ付きを抑える効果がある。
▲表地にはコードクロス生地を採用
表地には、肉厚で頑丈なコットン素材を用いたコードクロス生地を使用。ストーンウォッシュ加工を施すことで、長年着古したかのようなリアルな風合いが演出されている。
▲裏地はアクリルボア仕様
内側には、保温性に優れた柔らかい着心地のアクリルボアを採用。天然皮革であるアルパカ毛に比べて、メンテナンスが簡単。
▼『カスタムN-1デッキジャケット(ヘルキャット)』
OLIVE DRAB
[HOUSTON/カスタムN-1デッキジャケット(ヘルキャット)]
TAN
[HOUSTON/カスタムN-1デッキジャケット(ヘルキャット)]
▲【CUSTOM N-1 DECK JACKET(HELL CAT)】
アメリカ陸軍(U.S.ARMY)の第637駆逐戦車大隊のパッチとステンシルを採用したモデル。駆逐戦車大隊は第二次世界大戦中にアメリカ陸軍がドイツの大量装甲部隊に対応して起用したユニット。猛る猫のイラストが特徴的。カラーは、オリーブドラブ、タンの全2色を展開。
▼『カスタムN-1デッキジャケット(ゴールデンドラゴンズ)』
NAVY
[HOUSTON/カスタムN-1デッキジャケット(ゴールデンドラゴンズ)]
TAN
[HOUSTON/カスタムN-1デッキジャケット(ゴールデンドラゴンズ)]
▲【CUSTOM N-1 DECK JACKET(GOLDEN DRAGONS)】
2009年まで、厚木基地を拠点としていたVFA-192 GOLDEN DRAGONSのパッチとプリントを採用したモデル。背面のプリントには、日本を象徴する富士山の絵柄が配される。キャラクターっぽくディフォルメされたドラゴンが特徴。カラーは、ネイビー、タンの全2色を展開。
▼『カスタムN-1デッキジャケット(アメリカ海軍』
NAVY
[HOUSTON/カスタムN-1デッキジャケット(アメリカ海軍)]
TAN
[HOUSTON/カスタムN-1デッキジャケット(アメリカ海軍)]
▲【CUSTOM N-1 DECK JACKET(U.S.NAVY)】
コチラは上記2モデルとは少しアプローチの異なる、“任務を終え、本国に帰還中の水平”をモチーフにしたプリントデザインを採用。左胸にはパッチではなく、手書き風のプリントが入る。背面には帰還する水平のイラスト。カラーは、ネイビー、タンの全2色を展開。
▼「ヒューストン」では、その他も多彩な“N-1デッキジャケット”を展開中!